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4月になって新しいテレビドラマがスタートした。 いま、ほとんどのドラマが3ヶ月サイクルで改廃されているが、昔は6ヶ月モノが多かった。 京塚昌子の「肝っ玉母さん(1968)」、水前寺清子の「ありがとう(1970)」、山口百恵の「赤い迷路(1974)」、水谷豊の「熱中時代(1978)」…。みんな6ヶ月だった。 古谷一行の「金曜日の妻たちへ(1983)」や、板東英二の「毎度おさわがせします(1985)」が3ヶ月クールだったから、3ヶ月化は1980年代以降の傾向か。 食品業界で3ヶ月サイクルといえば、コンビニの弁当、おにぎり、調理麺が代表的。3ヶ月で売り切り、不良在庫1%以下を目指す神業調整の日々である。 四季のある日本。やはり3ヶ月サイクルが体になじむのか。いや、それだけではない。人間の細胞が3ヶ月で生まれ変わることも大きく影響しているはず。 肌は40日、心臓は22日、肝臓は30日、骨は90日と部位によって差はあるが、とにかく3ヶ月あれば全身が生まれ変わる。だから、ダイエットにしても3ヶ月かけて体重を落とした後、もう3ヶ月その体重を維持することができれば、細胞が体型を記憶してダイエット成功となる。 ドラマが終わり、コンビニ弁当と人間の細胞が入れ替わる3ヶ月間。果たして長いか短いか。 たまたまかもしれないが、豪華客船の世界一周クルーズの多くが90~100日コース。船上の3ヶ月は、また違った時間軸で進むに違いない。1クール分のドラマを見て、全身の細胞を入れ替えつつダイエットを成功させる90日間世界一周。 その映画音楽があまりにも有名な1956年のアメリカ映画「80日間世界一周」は、なぜ80日間なのか。 クルーズ旅を妄想しながら思いを巡らせるのである。
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