817.とんがった人(2017.4.24掲載)
以前、NHKの医学系バラエティ番組「解体新ショー」で、幸せ太りという現象が実際にあることを科学的に証明していた。 彼女とうまくいっている幸せな男性は女性にいいところを見せる必要がなく、男らしさを演出する男性ホルモン「テストステロン」の分泌量が減少する。 スポーツ選手のドーピングに使用されるくらいだから、テストステロンが減ると筋肉量が落ちる。エネルギーの最大消費場所である筋肉が落ちると余ったエネルギーを脂肪として蓄えてしまい、結果、太る。これが幸せ太りである。 いつまでもスリムでいたいなら、ギラギラとんがって男らしさを出し続ける必要があるのだ。 三菱鉛筆のシャープペンシル、「クルトガ」みたいに。 クルトガは、文字を一画書くごとにシャーペンの芯が9度自動で回転し、常にとんがった部分で文字が書けるようになっている。芯の丸い部分を避けて、自らがシャーペンを回さなくていい便利さが受け、500円前後の高額文房具ながら発売初年度に軽く300万本越えを達成した。 人もシャーペンも、とんがるのは大事なことなんだな。 新入社員もとんがり大歓迎である。どうせ3年目くらいまでは役に立たない新入社員。だったらとんがって個性を見せてほしい、と研修で語る。 人罪→人材→人財。最初は罪作りでも、そのとんがりがオンリーワンの個性になり財産になるんだ。 あぁ、我が子よりも若い新入社員に父親気分で接してしまった。 ちなみに、父親になってもテストステロンは減少するらしい。ということは、公私ともに父親ポジションやってたらメタボまっしぐらじゃないか。 よって、くるくる動いてとんがって、シャープなボディを目指す所存なのであります。
\\\\
|
column menu
|