75.W杯を終えて(2002.07.01掲載)
W杯決勝戦放映で、昨日(6月30日)は大河ドラマ「利家とまつ」もお休み。そこで、NHKに代わって戦国時代ネタを。 当時の武将はなかなか白米を口にできず、麦、粟、稗などの雑穀をかなり水増しし、お粥状態で食べていた。水増しだから増水。よって雑炊。そんな質素な食事だが、ドラマの中では皆おいしそうに食べ、戦の活力としている。特に「まつの作った味噌汁は最高」らしい。そんなにうまいかまつの味噌汁。ならばぜひ一度食べてみたい。おそらくあの当時は煮干しでだしを取り、大根葉を入れた味噌汁が主流だったと思う。激動の時代にしのぎを削ったまつ様も、かつお節は削ってないはず。 かつお節は兵糧食の貴重なタンパク源であったから、だし用としては使われなかった。かつお節=勝男武士とおめでたく、出陣の際の必需品となった。水分15%の保存食は、はるか戦地にタンパク質を届けた。世界一固い食品であるかつお節は、世界一高タンパクという御旗で戦をサポートしたのだ。実にすばらしい。控えめな食品でありながら主役級の働き。まつ様も1週休みの間にこの控えめさを見習ってはどうか。少々演技が小生意気じゃないか、松嶋様。 そして、大河ドラマ同様プロ野球も潜伏期間を終え、再び花形スポーツへと浮上を始める。そこで提案。サッカーのように反則カード制を導入し、退場者が出た場合には補充できないルールにしてはどうか。審判への過度の抗議で1人退場となったら残りの8人でプレーするのだ。外野を2人で守るか内野を3人にするかは監督次第。フラット3の導入もいいだろう(意味不明)。ときどき長すぎるサイン交換にイエローカードを出したりすればスピード化が図れ、もちろん審判の威厳も増す。「退場2人で7人になってしまった広島が粘って巨人に勝つ」なんておもしろい展開もあったりして。 桶狭間の戦いが後世まで語られるのは、信長軍が数的不利をはね返して圧勝したからである。
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