1003.血管力(2021.1.18掲載)
冠動脈のような大きな血管が詰まると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことはよく知られている。 最近、さらに研究が進み、体全体に網の目のように広がっている毛細血管も健康に及ぼす影響が大きいことがわかってきた。 髪の毛の10分の1ほどの細さの毛細血管。血管が詰まるというより血管の内皮や壁がはがれ、血液が漏れ、そこから先に酸素や栄養素を届けることができなくなる感じ。 血管のようで血管でない状態。これを「ゴースト血管」と呼ぶらしい。 通常は40歳くらいからゴースト化が進行するが、生活習慣を改善し、「血管力」を高めることで進行を遅らせることは可能である。 そこで、新年にあたり加齢研究の第一人者、愛媛大学の伊賀瀬先生提唱の「血管力を高める7つの習慣」を学ぶことにした。 まず、毎日決まった時間に起きて朝食を取り、自律神経を整える。これはやっている。365日5時起きだから。 次に、スパイスの一種であるヒハツ、シナモン、ルイボスを摂取。ヒハツって何者?どうやらコショウの親戚らしい。 お酒は、抗老化物質「レスベラトロール」が豊富な赤ワインにすべし。ただし、グラス2杯まで。個人的には十分。 通勤中はつり革につかまり「かかと上げ下げ運動」。第2の心臓と呼ばれるふくらはぎを強化して血液をポンプアップ!といいつつクルマ通勤で断念。 入浴は41℃以下で10分ほど湯船につかる。42℃で5分じゃダメかな。なんなら年に1回砂風呂に入るし。 もちろん、笑いあふれる日常生活で血流は全開。 最後に難題の「100回ジャンプ」。両足をそろえて真上にぴょんぴょん跳ぶだけだが、毎日できるかな。 以上7項目。成果の確認は、人差し指の爪を5秒ほどつまんで離し、2、3秒で赤みが戻ればOK。 一年の計は血管にあり、なのであります。
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