1050.2021年大団円(2021.12.20掲載)
今年一年の総括として、SMBCコンサルティング発表の2021年ヒット商品番付を見た。 東の横綱が「東京オリンピック・パラリンピック」で、西の横綱が「コロナワクチン」。 ワクチンの効果に敬意を表した横綱だと思うが、昨年に比べてコロナネタは激減し、もう一つ東の小結に「ワーケーション」があるくらい。 東の張出横綱が「大谷翔平」で、西に「照ノ富士復活」。そして、東の大関が「ノーベル物理学賞の真鍋淑郎氏」、西が「松山英樹のマスターズ優勝」と天才やアスリートの快進撃に救われた1年でもあった。個人的には五輪の金より翔平の本塁打に歓喜したし…。 食品のエントリーは意外と多かった。 平幕ではあるが、「微アルコール飲料」「マリトッツォ」「ベジタブルミート」「チューブ調味料」が番付に載った。 特に、満を持してのベジタブルミートが調子いい。これまで「大豆たんぱく」とか「代替肉」とか「合成肉」というネーミングで玉砕を続けた植物由来の肉が、ベジタブルミートで花開いたのだ。 やはり日本人はカタカナに弱いな。意味が分からないけど、マリトッツオだとなんだかおいしそう。 となると、来年の番付はカタカナ食品に占拠されるのか。そして、綱を張る天才やアスリートは誰なのか。コロナはどのポジションか等を予想して楽しみたい。 できれば冬期オリンピック関連を筆頭に、害のない楽しいキーワードであってほしいと願いつつ、2021年大団円とさせていただきます。
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