414.尖って行こう!(2009.4.6掲載)
平成20年8月29日放送のNHK解体新ショーで、「幸せ太り」という現象が実際にあることを科学的に証明していた。 パートナーとうまくいっている幸せな男性は女性にいいところを見せる必要がなくなり、男らしさを演出する男性ホルモン「テストステロン」の分泌量が減少する。 スポーツ選手のドーピングに使用されるくらいだから、テストステロンが減ると筋肉量が落ちる。エネルギーの最大消費場所である筋肉が落ちると余ったエネルギーを脂肪として蓄えてしまい、結果、太る。これが幸せ太りである。 いつまでもスリムでいたいなら、ギラギラ尖って男らしさを出し続ける必要があるのだ。 三菱鉛筆が開発したシャーペン、「クルトガ」みたいに…。 クルトガは、文字を一画書くごとにシャーペンの芯が9度自動で回転し、常に尖った部分で文字が書けるようになっている。自ら丸い部分を避けてシャーペンを回さなくていい便利さが受け、1本450円ながら300万本を販売し、文具業界異例のヒット商品となった(2008年3〜12月実績)。 常に尖っている。 男性もシャーペンも、尖るのは大事なことかもしれない。 ところで、テストステロンが減少する要因は、幸せな女性関係以外にあと2つほどある。それは、父親になることと音楽を聴くこと。 つまり、男らしさと父親らしさは別の本能であり、また、音楽を聴いていい気分になっている時は、男性本能はお休みということになる。 音楽好きの父親は、尖ることなくメタボを受け入れなければならないのか。 いやいや、クルトガのように常に尖った面を出し続け、テストステロンを高めていけばいいと思う。 父親である前に男なのだ。 男性諸君、尖っていこう!
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