728.夏老化(2015.7.13掲載)
東京警察病院澤田先生のコラムで、初めて「夏老化」なる言葉を知った。 夏バテを放置しておくと肌や体内の老化を早める夏老化が進行する。つまり、夏バテ=夏老化。夏バテ防止はまさにアンチエイジングそのものらしい。 夏バテの典型的な症状である「だるさ」「疲れやすさ」「食欲不振」。この最大の原因は自律神経のバランスの崩れにあるという。それは交感神経と副交感神経のスイッチが切り替わらない状態であり、仕事のオンとオフ、昼と夜、アクセルとブレーキが混乱しているという言い方もできる。 猛暑の外気とエアコンが効いた室内を行き来する夏場は、スイッチが壊れやすい季節なのだ。 そこで、夏バテ防止の「さしすせそ」を提案したい。 さ…体内の老化を抑える野菜や果物を多く取ること。むりむり野菜の「さ」。 し…肌にダメージを与える紫外線を極力避けること。 す…深い睡眠をとること。休日の睡眠時間も平日+1時間以内に。 せ…せっせと水分を取ること。1日1.5リットル、就寝前にコップ1杯を心がけ、血がドロドロにならないようにする。 そ…そうめんを食べること。これは食品メーカーとしての提案だが、一見栄養の少なそうなそうめんも、椎茸、卵、肉そぼろなんかをトッピングすれば十分値打ちがある。食欲がない時はさわやかな喉越しが一番。 ところで、小生アフター5のビールをよりおいしくする取り組みとして「午後から水断ち」をよく敢行していたのだが、どうやらこれが自殺行為だったらしい。水分不足の上に、アルコールが体内の水分を奪うから脱水症状を起こしかねない。 あぶないあぶない。 もっとあぶない「キャパ嬢さしすせそ」に気をつけながら、今日から「夏バテ防止さしすせそ」を実行する所存である。 ちなみにキャパ嬢さしすせそは、「さすがですね〜」「しらなかったぁ」「すごぉ〜い」「セクシーですね」「そぉなんだぁ」。あぶないあぶない。
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